, [PgDn]キーをEmacsのウィンドウ切り替えに使う

Emacsにおいて、スクロールはC-v, M-vに割り当てられており、Page Upキー及びPage Downキーの存在意義は薄い。
そこで、キー配置を変え、ウィンドウ切り替えをこのキーにしてしまおうと言うわけだ。
Emacsのウィンドウ切り替えのデフォルトキーバインドはC-x oであり、3つ以上のウィンドウの連続的な切り替えができない(いちいちprefixを入力しなければいけない)ことを考えると、この配置変更はかなり意義のあるものだろう。

(global-set-key [next] 'other-window)
(defun back-window ()
  (interactive)
  (other-window -1))
(global-set-key [prior] 'back-window)

以上をEmacs初期ファイルに記入すればOK。
ELISPでの扱いは[PgDn]=[next], [PgUp]=[prior]のようである。
一行目は簡単で、[next]にother-windowを割り当てている。
二行目以降は少々面倒で、というのもEmacs上で逆方向にウィンドウを切り替える関数が無いからだ。
というわけで、ひとまず"back-window"なる関数を定義し、その関数呼び出しに[prior]キーを割り当てる、という順番に行った。

これでかなり快適にEmacsを使うことができそうだ。