Scilabのsoundsec関数についての誤りの訂正

t=soundsec(1)

とした場合、tに格納されるのは

t= 0.    0.0000454    0.0000907    0.0001361    0.0001814    0.0002268

という感じの1×22050の行列。

t=soundsec(0.5)

とした場合は、同様に

t= 0.    0.0000454    0.0000907    0.0001361    0.0001814    0.0002268

となるが、今度は1×11025の行列になる。同様に

t=soundsec(2)

は1×44100の行列。


soundsec関数のデフォルトのsampling freq.は22.05 kHzなのであった。
それを今度は44.1 kHzにしてみる。

t=soundsec(1,rate=44100)

の実行結果は

t=0.    0.0000227    0.0000454    0.0000680    0.0000907    0.0001134

ってな感じで、sampling freq.が二倍になっているのが確認できた。
サイズは1×44100の行列。同じ1秒間でsamplingが二倍になったのだから、データ数も二倍になって当然だ。